【まとめ】トラブルが起きないシェアハウスにはルールがある。

良いシェアハウスは管理がしっかりしている

シェアハウスにはいろんな人が集まります。学生から社会人、性別も年齢も出身も異なる人が同じ家で生活するのです。異なる価値観を持つ人間同士が同じ家に集まるので、それはそれは不安が募りますよね。

実際にGoogleで「シェアハウス」と検索すると、一番最初に出てくる関連キーワードは「トラブル」なんです。そのトラブルが起きないように、ハウスルール(シェアハウス独自のルール)というものが存在しています。

どうせ住むならトラブルが起きないシェアハウスに住みたいですよね。そのためにはまず、シェアハウスの見学や相談の段階で、ハウスルールを確認しちゃいましょう。家を決めてから「ルールが思っていたのと違う。」「朝も夜もシェアメイトが自由すぎてうるさい。」と悩むのは誰だって嫌なはずです。これから悩む必要がないように、シェアハウス独特のルール“ハウスルール”の内容を理解して、シェアハウスを選ぶ一つの判断材料にしていきましょう!


共用スペースの主なルール

主にリビングのことですね。生活スペースであるリビングをシェアメイトと共有するので、「盗んだ・盗まれた」が防止されるハウスルールが多いのが特徴的です。どんなルールがあるのか、早速確認していきましょう。

■私物をおいてはいけません

机の上に一つ私物を置くとしても、シェアメイトみんなが私物を起き始めたら相当な数になってしまいますよね。みんなが気持ちよく使えるように、共用スペースにあるものは共用できるものだけ、みんなが認知しているものだけを置くようにしましょう。

ちなみに、クッションやスリッパなど、あればあるだけ便利かな?と思われるグッズでも、私物を共有物にするときはシェアメイトみんなに伝達する必要があります。自分にとっては必要な共用物でも、他人にとってはただのガラクタにしか感じないものもあるので、ありがた迷惑にならないような行動をしていきましょう。

■貴重品は個室に保管

財布、特に通帳・印鑑は必ず個室、あわよくば金庫等の鍵付きの棚に保管をする癖をつけておきましょう。同じシェアメイトが物を盗むだなんて考えたくもないですが、用心するのに越したことはありません。物がなくなった時にシェアメイトを疑わなくてすむように、盗まれたくないものは必ず保管をするよう促しています。

■“つけっぱなし”はNG

シェアハウスは管理費(電気代含)が一定なところがほぼほぼです。なので電気代などあまり気にしないかもしれませんが、照明・テレビ・エアコン・こたつ等をつけっぱなしにすることがないよう、心がけましょう。

よくテレビを見ながら寝たり、ソファの上で寝落ちしたりすることもあると思いますが、つけっぱなし&リビングで寝ることは、シェアハウスなのでマナー的にNGです。こちらも覚えて起きましょう。

■騒音トラブルに注意

クリスマスパーティや誕生日会などの特別な時以外は大声を出すのは厳禁です。特に夜中は寝ているシェアメイトもいるので、夜は基本的に寝ている人に配慮した行動・声の大きさで生活するようにお願いしています。

夜中の騒音はお皿の洗う音だったり廊下の足音だったり電話の話声だったり、意外となんでもトラブルに繋がりやすいので細かな注意が必要です。ちなみに、騒音防止のために門限を決めているところもあるそうです。

■くつは靴箱へ

これは玄関が靴でいっぱいにならないためのルールです。靴以外にも傘を指定の場所に置くルールや部屋で保管のルールもあるそうです。基本的に共用スペースの私物の置きっ放しはNGということを覚えておきましょう。


水回りの主なルール

水回りはトイレやお風呂、そしてキッチンにあたります。一人暮らしでは気にすることがないような独特なルールもあるので、こちらも目を通しておきましょう。

■自分のものには名前を記入

これは食べ物ですね。冷蔵庫の食品は名前を書いたり部屋番号を書いたりして、他のシェアメイトと区別できるようにしています。食べようと思ってたプリンやヨーグルトやアイスクリームを勝手に食べられても、名前を書いていなければ文句も言えませんからね。(常識的にはありえないことですが、意外と食べちゃう人がいるみたいです><)

食べ物以外でも使われたくないものは個室に保管か名前を記入して保管しましょう。

■シンクにお皿を溜めない

お皿は使ったらすぐに洗ってしまいましょう。シンクに溜めてしまうと次に使うシェアメイトが困ってしまいます。食べてすぐ食器を洗うのは面倒くさい気もしますが、慣れればあっという間です!これを機に習慣化しましょう。

■ゴミ出し当番は守ること

水回りはゴミが出やすいです。多くのシェアハウスではゴミ出し当番が順番に決められています。当番になった時はゴミ出しを速やかにしましょう。特に食材の残りや生物が捨てられる時は虫が寄って来やすいので、ゴミ出しをおろそかにしてはいけません。

■入浴時間は基本厳守

毎日必ずお風呂に浸かりたいという人もいるので、みんなが入浴できるよう時間は30分未満と決めているところもあります。シェアハウスによっては23時以降の入浴&シャワー禁止、浴槽にお湯を溜めることを禁止などのルールもあるようです。こちらはお風呂が好きな人にとっては厳しいルールかもしれませんね。どうしても長風呂したい時、半身浴をしたい時は事前にシェアメイトに相談するのが良いでしょう。ただ、意外と生活のリズムは人それぞれなので、入浴時間がかぶるということはあまりないようです。

■シャワー後に溜まる髪の毛は各自が捨てる

この理由はたった一つ。他人の抜けてまとまった髪の毛を触るのは不快でしかないから。みんながそれぞれ不快な思いをしないためにも、シャワー後の髪の毛などのゴミは、どんなに少量でも各自で捨てましょう。


その他の気になるルール

シェアハウスにはいろんなルールがありますが、どれも当たり前なことばかりです。これから紹介していく残りのハウスルールも、普通に生活する分には支障が起きないものなので、気楽に確認していきましょう。

■個室以外の掃除は…?

共用スペースの掃除に関してですが、実はお掃除専門の業者の方が掃除をしてくれることがあります。シェアハウスの特権ですね。ただそれでも、日常で出るゴミなどは各自で掃除しましょう。

また、お掃除当番を順番で決めているところもあります。自分が生活する家ですから、部屋の中だけではなく、共用スペースも常にキレイな状態にしておきましょう。

■友人の宿泊は可 or 不可…?

これはシェアハウスによって全然違います!

家族や友達を泊まりに来させたいと思うなら、宿泊可能なシェアハウスを選ばなければなりませんが、その場合は他のシェアメイトの家族や友達も泊まりに来るということを忘れてはいけません。また、滞在・宿泊可のシェアハウスでも、実際に誰かを来させる際にはシェアメイトに事前連絡する必要があります。

こちらはシェアハウスを選ぶ時に絶対見ておきたいポイントの一つです。

■異性禁止って本当…?

これもシェアハウスによって全然違います!

ちなみに女性専用シェアハウスなどは絶対的に男性禁止です。異性間の人間トラブルは面倒くさいですからね。ルールは守りましょう。

■全ての勧誘について

宗教やネズミ工や新聞や化粧品や保険…全てにおいて勧誘はNGです!

好意での勧誘でも絶対NGです!どんな理由であれ絶対NGです!!

■シェアハウスは喫煙?禁煙??

これもまちまちです!各ハウスルールにしたがって喫煙できる場所でタバコを吸うようにしましょう。喫煙所以外でタバコを吸うと臭いもヤニも部屋に残りますからね。喫煙者にとっては大変かもしれませんが、絶対守ってほしいルールになります。


【トラブル防止】ハウスルールは必ずチェック!

「ハウスルールを守らなければいけない。」と重荷に感じる必要は全くありません。

むしろ、「ハウスルールが充実しているから管理がしっかりしているんだな。」「トラブルが少なそうだな。」ぐらいに思っておきましょう。

楽しいシェアハウス生活を送るために、入居前も入居後もハウスルールのチェックは怠らないようにしましょう!

この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。