仕事場をシェアすれば人脈が広がる!?
経験者が「仕事×シェア」を語ります!

仕事のつながりが持てる3つのシェアスタイル

生活のため・自身のやりがいのため・ステップアップのため…、生きていく上で必要不可欠な「仕事」。しかし理想の仕事をするためには、実績と人脈もまた必要不可欠と言えるでしょう。

実際に仕事で成功している某会社の社長は、仕事と実績と人脈の関係性について、こう説いています。

「20代はやりたいことを経験し実績を残す年、30代は20代で得た実績を武器に仕事をもらう年、40代は今までの人とのつながりが仕事に変わる年。

何事もやりきることが大切で、やりきった実績が仕事につながる。しかしそれと同時に大切なのが人とのつながり。まずは恐れずに場数を踏むことが大事だよ。」

仕事で成功している社長が言うと重みがありますよね。

では実際に実績と人脈を作るとしましょう。実績は自分次第で頑張れるとして、人脈を作るのって意外に大変ですよね。

学校を卒業して社会人になると時間に余裕がなくなりますし、なにより自分が行動しない限り出会いの数も減っていきます。

そこで今回紹介していくのが、仕事場をシェアしていくという新しいライフスタイル!シェアをするだけ出会いの場は広がりますからね!

そんな職場をシェアする3つの方法を、それぞれ説明していきます!(前置きが長くてすいません。笑)


【その1】共用スペースが充実したシェアハウス

最近はコンセプトが豊富なシェアハウスが揃っています。ペットと一緒に住める物件、別荘に向いている物件、防音設備が整っているミュージシャン向けの物件、そして仕事ができるフリースペースを設けたビジネスマン向けの物件。

在宅で仕事をしようにも一人だと集中力が続かない人や、フリーランスで場所を問わず仕事できる人におすすめできるのがシェアハウスですね。

共用スペースがしっかりしているシェアハウスはWi-fiも完備されており、尚且つ「自宅」なので、コーヒーや軽食も好きに取ることができます。

自分の家だから無駄な通勤時間は一切なし!大切な書類やPCの充電器を忘れることもなし!それなのに出会いの数が増えてく「仕事×シェアハウス」はなかなかに良きものです。

(下記画像は新宿にある「Modelia Colors WAKAMATSUCHO」というシェアハウスです。)

【その2】言わずもがな!シェアオフィス

仕事場をシェアするといえば「シェアオフィス」が一般的でしょう。

企業したばかりで事務所を持つ資金がない。営業するのにアクセスが良い都心に事務所を持ちたい。駅近のオフィスは賃金が高すぎて借りれそうにない。そんな人におすすめなのがシェアオフィスです。

今ではいろんな場所にシェアオフィスがあるので選び放題だと思いますが、どこのオフィスもだいたい個室と共用スペースと応接室(会議室)がある作りになっているので、興味がある人は見学をしてみるのも良いでしょう。

シェアオフィスによっては、利用している会社さんを集めたパーティや催し物を開催するところもあるので、必然的に会社同士の交流が深まったりしますね。

シェアオフィスは人脈以外にも都心の住所を登記できるというメリットが嬉しいポイントです。

【その3】住みながら働ける「住居可シェアオフィス」

こちらは珍しいので空き物件を見つけたらレアかもしれません!!!

本社は地方にあるが営業で都心に出なければいけない人。シェアハウスで仕事を考えていたが応接室や会社用の住所がちゃんと欲しい人。シェアオフィスを考えていたが残業が多いので寝泊まりできてシャワーも浴びれるところを探している人。などなど、どんなわがままにも対応できるのが「住居可シェアオフィス」。

イメージとしては「シェアハウスとシェアオフィスの合体した空間」ですね。笑

共用スペースには他の会社の人がいて交流もできるのに、個室があって寝泊まりできる。そしてキッチンやシャワーも完備しているので生活するのにも困らない。そんな最強のシェアスタイルが「住居可シェアオフィス」です。


実際に住居可のシェアオフィスで働いてみました!

実はぼく、2年ぐらい前まで住居可シェアオフィスの受付で働いていました!笑

仕事場をシェアするということは人とのつながりが持てる反面、「人」ならではの心配事や、体験してみないとわからないことがあると思います。

そこで、住居可シェアオフィスで働いていた経験のあるぼくが、仕事場をシェアする際に抱くであろう疑問にお答えしていきます。

Q1.どんな人が利用していたの?

年代も性別も様々な人が利用していましたね。ただ、個人のフリーランスよりかは企業したての会社さんや事務所にいる人数が少ない会社さんなど、会社で利用している人が多かった記憶があります。

シャワーもキッチンもあるオフィスだったので、地方からの営業で寝泊まり兼仕事場として使う会社さんもいました。

フリーランスの場合は一般的なシェオフィスで充分かもしれませんね。

ちなみに、業種はウェブ関係が圧倒的でした。

Q2.会社さん同士の交流はどんな感じ?

ぼくが働いていた住居可シェアオフィスは会社さん同士の仲が良く、仕事の相談や依頼をしていることが多々ありました。

また共用スペースはもちろんのこと、喫煙所がコミュニティの場となって輪が広がっていましたね。

Q3.うるさい?汚い?雰囲気は??

仕事をしに来ている人しかいないので、声が気になるような喋り声やうるささは特にありませんでした。会議室で会話が盛り上がることはよくありましたが、個室は会議室と違うフロアにある構造だったので、仕事に支障をきたすことはなかったと思います。そう考えると構造は大事ですね。

汚さに関しては、常に受付のぼくが掃除していたのでキレイな状態が保たれていました。笑
なにより月に数回業者の方に掃除してもらっていたので、本当に清潔だったと思います。

雰囲気も良かったです。地方や出張先のお土産を同じフロア内の人たちに配っていたり、違う会社さん同士でご飯に行くのを見ていたぐらいですからね。とてもアットホームな空間でしたよ。

Q4.ネット回線や速度は?IPアドレスはどうなるの??

フロア毎にWi-Fiを完備していたのでネットに困ることはなかったと思います。
不調があった場合もすぐに業者を呼んで対処していました。

ただ、IPアドレスは固定のものとなります。そのため、会社や個人でIPアドレスが必要になる場合は、各々に回線を開通してもらっていました。

Q5.ズバリ、メリットデメリットは!?

メリットは人(会社)とのつながりが持てること。相場より安い賃金で事務所を持てること。

デメリットは、うーん、。シェアオフィスによっては騒音や対人トラブルがあるかもしれませね。でも基本的にぼくのような受付がいることが多いと思うので、トラブルにならないような配慮があるはずです。

なので仕事に集中できる環境は整っていると思いますよ。


【経験者は語る】シェアしたその後

会社が大きくなったりフリーランスが勢いに乗ると、シェアオフィスを卒業して一般の事務所に移る流れが多くあります。

その際、シェアで広がった人脈が途切れることはないので、新しい職場でも仕事を依頼したり情報を交換したりなど、「人とのつながり」は続きます。

実際にぼくも住居可シェアオフィスでいろんな人(会社)とつながりを持つことができました。受付の仕事を辞めてからもご飯に連れて行ってもらったりお仕事をもらったり、こうやって記事を書けるようになったのもシェアオフィスでの交流があったからこそです。

想像できない未来が待っているシェアというライフスタイル。

仕事場をシェアして、出会いの場を増やしてみませんか?

 

この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。