自分の好きなことを共有できるコンセプト型シェアハウス。
今回はDTM環境に特化した新築シェアハウス「TOKYO DTMシェアハウス」に潜入取材してきました。
●DTMを仕事にしている・仕事にしたい人
●レコーディングスタジオをよく使う人
●DTMを使った配信 ・DJ配信をしたい人
そもそもDTMとは「Desk Top Music」の略。パソコンを使って作曲や編曲をすることですね。
趣味でDTMをするなら「家でちょちょっと曲を作っちゃおう〜」と気軽にできますが、ある程度仕事となると話は別。
楽器の生音や生歌を録音するには完全防音室で雑音が入らない環境“レコーディングスタジオ”が必要不可欠になります。
しかも、レコーディングスタジオってけっこう高い…。
東京のレコーディングスタジオは1時間3,000円。プロが使うスタジオは1万円以上するところも…。
この金額だと気軽に利用することは難しいし、「予約してる時間内で音を録音しなきゃ！」と気持ちが焦ってしまいそうです。
でも、ぼくが潜入取材した「TOKYO DTMシェアハウス」なら、レコーディングスタジオ代も予約時間も気にすることなくDTM活動に打ち込むことができるんです！
専用業者・音楽制作者も納得のレコーディングスタジオ付きシェアハウス
2019年に完成、翌年2020年4月にオープンしたばかりの「TOKYO DTMシェアハウス」。
大きな3階建てです。
超新築なだけに、玄関から清潔感満載！
物件を管理しているCyACの鈴木さんに話を聞きながら、TOKYO DTMシェアハウスの魅力に迫ります。
TOKYO DTMシェアハウスの目玉はなんといっても、入居者が自由に使えるレコーディングスタジオがあること。
鈴木さん曰く、
よくある取り付け可能なBOXタイプの防音室とかではなく、音楽業界で働いている人にアドバイスをもらいながら、専用業者にお願いして作った防音室なんです。なのでけっこうお金もかけてます（笑）
とのこと。
実際に、完全防音を実現するための二重扉はもちろんのこと、床をぶち抜いて基礎から作り直した徹底ぶり。
吸音パイプを使った換気扇など、空調設備も防音に適したものを使用。なので音の漏れがまったくありません！
ぼくが手を鳴らして音の反響も確認しましたが、返ってくる音は全然なく、「純粋な生音が録れそうだな」と感じるほど。
そして、充分な広さを持つレコーディング室にはコンセントが8つあり、アンプやシンセサイザーを使うのに困ることもありません。
パッチ盤も設置済み。そしてこの配線は各個人の部屋にもつながっているそうで…。
鈴木さん：マイク4つとLR端子、あとLAN（キューシステム）が2つ付いているので、各部屋とスタジオのやりとりができるようになっています。
そうなんです。なんとTOKYO DTMシェアハウスのレコーディング室は、部屋にいながらスタジオにいる人とやりとりができちゃうんです。これはすごい。
| 収録部屋までの各種配線 | XLR 6系統,Video 1系統,LAN 2系統 |
|---|
ビデオ端子も付いているので、個室にいながらレコーディング室のリアルタイム映像をチェックすることも可能。
部屋にいながらヴォーカルやプレイヤーの映像を見ながら指示ができたり、録音したデータをそのままDTMで作業できたりと、それはそれは効率良すぎます！
また、映像・ネットワーク環境が整っているから、ネット配信やDJ配信もできちゃうとのこと。配信系コンテンツに対応できるのは、大きなメリット！
DTM・作曲を仕事にしている人に、ぜひ住んで欲しい物件です。
ちなみにビデオ端子につなぐカメラや譜面台、マイクやヘッドフォンなどの最低限の機材は用意してくれるとのことなので、入居する際に相談してみましょう。
| ※録音する楽器は個人で用意をお願いしています。またレコーディングスタジオは楽器の保管室ではないため、楽器はその都度片付けてもらいます。 |
良い意味でシェアハウスらしくない「個室部屋」
TOKYO DTMシェアハウスに潜入してまず思ったのは「シェアハウスなのに、シェアハウスらしくない」ということ。笑
シェアハウスのイメージって人それぞれだと思うんですが、
●賃貸部屋より狭い、汚い
●収納スペースが少ない
●壁が薄くて音が気になる…などなど
と、マイナスなイメージをしちゃう人も多いと思うんです。
でもTOKYO DTMシェアハウスは、こういったマイナスポイントが全くない、良い意味でシェアハウスらしくない部屋が完備されていました。
部屋は全部で3部屋。
各部屋、最低6帖以上+クローゼットが用意されてるので、部屋としては充分すぎるスペースがあります。
各部屋エアコン付きはもちろんのこと、
2号室にはバルコニー、
3号室には、ぼくが手を広げても届かないウォークインクローゼット。
これ、普通に豪華すぎますよね。笑
窓が何方面かについていたり天井が高かったりで、圧迫感・窮屈感もありません。
本当に広々として清潔感のある空間です。
そして、防音対策用のカーペットが用意済み。一般の部屋に比べて音が漏れる心配はありません。
防音対策のカーペットを確認していると、ここで鈴木さんからあるこだわりを教えてもらいました。
実はカーテンレール、全部一般のものではなく、明かりが抜けないように窓枠より高い位置に設置し、レールの上にカバーがついてるんです。これで陽の光による楽器焼けや劣化が防げればなって。
言われるがままにカーテンレールを見てみると…、
お、本当だ！窓枠よりも高い場所にあるのがわかります。
これで太陽を完全遮断。すごい気遣いです。。
レコーディングスタジオにつなげる端子類は、部屋の入り口付近に設置されていました。
DTMしない人にもオススメしたくなっちゃうほど広くてキレイな部屋なのに、防音対策や太陽対策までしっかりしているだなんて、、。
DTMする人にとって、本当にオススメできる部屋だなと思いました！
家電まで防音！？音楽家にうれしい「共用スペース」
TOKYO DTMシェアハウスは1階にお風呂、2階にリビング・キッチンがあります。
フロアをつなぐ階段は横幅もあり、人がすれ違うにも余裕のあるスペースがあります。
トイレもピカピカ☆
そして2階のリビングを物色していると、鈴木さんから思わぬ発言が…
じつはここにある家電、全部音が鳴らないんですよ。（笑）
えー！笑
なんと、家電の音（高音の周波数や低音の振動）が作曲活動やレコーディング時の阻害にならないように、全部ミュートできるものを選んだそう。
電子レンジとかケトル、備え付けの洗濯機も音にこだわっているそうで。
なによりすごいのは、インターホンを確認するモニター音ですら音の代わりに青い光が点滅してお知らせしてくれるんだとか。
想像していた次元と違いすぎて、ぼくはびっくりです。笑
しかも、驚きの発言はまだまだ止まらず…
共用スペースの清掃は週4日ハウスキーパーさんが来て掃除してくれるんですけど、お米も炊いてくれます。
え？笑
ハウスキーパーが来て掃除してくれるだけでもうれしいのに、お米を炊いてくれる？え？笑
社長の趣味といいますか、知り合いに農家さんがいるので、お米をサービスしていると言いますか、、笑
詳しく聞いてみると、ハウスキーパーさんが来ない時でもお米のストックはキッチンに常備してくれるらしく、入居している間はお米代がいらなくなるとのこと。
サービスで白米が無料で食べれるとは、ありがたすぎます！
また鈴木さんは
掃除する時間、ご飯を炊く時間、お米を買うお金などを作曲・DTM活動に充てて欲しい。という願いもあるんです。ひたすらここでDTMに打ち込んで欲しいなって。
DTM環境に特化したシェアハウスとはいえ、ここまで入居者さんのことを想ってくれているだなんて…、感動すら覚えました。
本当に素敵なシェアハウスなので、ちょっとでも良いな。住んでみたいな。と思ったら、ぜひ内覧してみて欲しいです！
これはぼく個人のうれしいポイントなんですが、TOKYO DTMシェアハウスはお風呂が広いんです！
実はぼく、DTMを使って曲を作ることがあるんですけど、長時間PCを見てると眼精疲労が酷いんですよね。
目の奥や肩が凝り固まっちゃうんです。
そんな疲れた目や肩を癒すお風呂が広いのは、DTMをする人にとっては大きなポイントではないでしょうか。
あとめんどくさがりなので、食器洗浄機があることにも感動しました。
TOKYO DTMシェアハウス、流石です。笑
潜入取材をして気になる点を聞いてみた！
最後にいくつか気になることを鈴木さんに聞いてみました！
Q,入居者以外でレコーディングスタジオは使えますか？
鈴木さん：基本的には事前申告してもらうことでレコーディングや宿泊ができます。あ、でも宿泊は女性NGでお願いしています。
Q,レコーディング室を使うのに決まりごとなどはありますか？
鈴木さん：基本的に1人1日4時間ですね。ただ納期前とかはシェアメイト同士で相談して時間配分を決めてもらえればと思います。
Q,ドラム等の大型楽器をレコーディングスタジオで使うこともできますか？
鈴木さん：使ったあとに片付けてもらわないといけないので、大型楽器は要相談ということでお願いします。
Q,どういうシェアハウスになって欲しいですか？
鈴木さん：シェアメイト同士で繋がりができて、さらにコラボとかして盛り上がったら良いですね！そんなコミュニティの場になってくれたらと思います。
鈴木さん、いろんなお話を聞かせてくれて、ありがとうございました！
TOKYO DTMシェアハウスで音楽活動を始めよう！
レコーディングスタジオがあるシェアハウス、音楽してる人なら憧れちゃいますよね！
●スタジオ利用料を気にせず作曲に打ち込める
●新築でキレイ
●部屋が広い
●お米無料
●防音設備バッチリ
こんなに音楽をする環境が整っているのは、正直珍しいです。
そしてなにより、ルームメイト同士でDTMや作曲の話ができるのは楽しそうですよね。
音楽活動、作曲活動により特化した環境「TOKYO DTMシェアハウス」で思う存分DTM活動をしてみませんか？
気になったら内覧・問い合わせからぜひぜひ・ー・！
ちなみに、TOKYO DTMシェアハウスの隣にあるお家は「TOKYOゲーミングシェアハウス」といってゲーマーのためのシェアハウスになっています。
区画全体でクリエイティブな人が集まるシェアハウスが集結しているのは、なんだか面白そうですよね。
