様々なサブカルチャーが交差する街。
劇場やライブハウス、古着屋、カフェ、バー。
今も昔も、昼も夜も、若者を魅了し続ける街で暮らすというのは、どういうものだろうか。
「下北沢」
今回、ご紹介するのは、下北沢にあるシェアハウス「Bacchus下北沢」です。
下北沢駅を降りて、中心街を少し抜けたところに、そのハウスはそっと佇んでいました。
迎え入れてくれたのは、この方。
株式会社シェアカンパニーのJさんです。
「どうも!その節はお世話になりました!!」
以前、取材した COURI 002 HAKO! の時同様、ハキハキとした口調で出迎えてくれた彼。
なんと今は、この Bacchus下北沢 をメイン拠点に生活しているとのこと。
そう言って、中に案内されると、そこはまるで飲食店のよう!
「こう見えてココ、共用部なんですよね。夜になると、実際にお店と間違えて入ってくる人がいるみたいです。笑」
「もともと自分は田舎出身ですから、東京の西側に住むっていうのは緊張したんですよね。でも、その反面、『ザ・東京の街!』みたいなところに住むぞ! みたいな憧れもありました。」
引っ越してみて、どうだったのでしょうか。
「とても住みやすいですし、楽しいですし、最高ですね。」
今回は、Bacchus下北沢 の魅力に加え、下北沢という街での生活についても語ってくれました。
「こっちに来るのが緊張したとは言っても、古着屋周りが好きなので、下北沢のことはずっと前から知ってましたからね。多分、名前だけなら多くの方が知っているでしょうし、僕がこの仕事を始めた時は、
『下北沢なんかに住めるんや!』
って、感激したことを覚えています。」
そうですね、何でもある街なんですよね。お休みの日に、わざわざ遊びにくるっていう街ですからね。
「夜遅くても、駅からこの物件まで歩いてくるまでに、衣食住の生活に必要なものから趣味までカバーできちゃう色んなお店があります。ちょっと歩けば、下北沢をぐるっと回れますし、徒歩で回れるエリアの中に、いろんな要素が圧縮されてる、そんな街ですね。」
一見すると、ちょっと怪しいお店だが、実は有名なクレープ屋さんだったり。
物件近くの定食屋さん「山角」は、Jさんのお気に入り。
「この物件は、夜帰ってきてもみんなが共用部に居ることが多いです。そして、Bacchus下北沢は、バーとは別にもう1つ、普通のリビングもあるんですよね。
「バーに行くには、一回、玄関を通って、離れみたいな造りになっているので、みんなで遅くまでお酒を飲みながら談笑したり、ゲームをしたりしている人が、よく使っていますね。」
「ここで毎週、某有名シェアハウス番組の鑑賞会をしたりもしています(笑)。シェアハウスに住む人は、あの番組のファンが多いかもしれません!」
バーでの活用方法・楽しみ方・特徴を語ってくれたJさん。
ここで生活すると、どんなお部屋に住むことになるのでしょう。
「ここは、半地下1階から地上3階までの計4フロアから成っています。1階部分には居室はなく、リビング、バーや、お風呂、シャワー、ランドリー等の共用部が集約されています。」
続いて、Jさんは地下に案内してくれた。
「地下って敬遠されがちですが、半地下ですのでちゃんと窓はありますよ!」
「他のフロアのお部屋よりも、賃料帯が安く設定してあるので、固定費を抑えられるのがいいですよね。あとは、天井が高いのも大きな特徴です。」
おぉ。天高が高くて意外と開放感ありますね!!
「そうなんです、上手く活用出来れば、縦方向に収納スペースを作ったりも出来そうですよね。以前入居してた方はロフトベッドを使っていて、高さのあるラックなどを置いたり、空間を有効活用してましたよ。」
「あと、地下には、シャワールームも二つあるので、朝や夜の混み合う時間帯もどちらかは空いていることが期待できます!浴びたらすぐ寝る、お出かけ前にササっと、なんてのも出来ますよね。」
続いて3階へ。
「3階は、ここだけでも生活が完結出来ちゃうくらい、色々と整っています。」
「ここにも、もう一つリビングがあるんですよ。キッチンもあるし、冷蔵庫もあります。あと、これ見てください! …ベランダです(笑)シェアハウスでお布団干せる場所があるっていうのは、かなりポイント高いですよ!」
最上階というだけあって、お部屋からの見晴らしも良く、地下とは違った開放感のあるお部屋が揃っている。
「3階には、洗濯機・乾燥機も1セットあって、バスルーム、シャワールームもあります。」
最後にJさんは、2階を案内してくれた。
「2階は、言うなればオーソドックスなフロアかと思います。上にも、下にも行きやすくて、賃料帯も比較的落ち着いているので、入居率で言うと、実は2階が一番人気なんですよね。」
「どうでした? 同じシェアカンパニーの物件でも、全然、違うでしょ。(笑)。 COURI 002 HAKO! とは違った意味で、特徴的な物件だと思いますが、より『シェアハウス』というもののイメージに近いと思います。」
「ここだと最大30名の入居が可能で、管理物件の中だと、2番目に大きいんです。箱物が大きくなると、設備の充実が狙えるので、こういった遊びの効いた共用部(バー)も作れますし、水回りの数も揃えられます。自転車だって、停められますからね。」
「あとは、やっぱり下北沢っていう立地ですよね。『シモキタに住んでる』って言うと、それだけでカッコいいじゃないですか?(笑)」
たしかに!!…カッコいい!!
「それに、本当に立地が良くて、渋谷にも、新宿にも1本で行けちゃいますからね。街には何でもあるし、なんかカッコよくて、立地も良くて、『才色兼備』ってワードが、凄くしっくり来る街だなって思ってます。」
才色兼備な街、下北沢でのシェアハウス生活を存分に語ってくれたJさん。
最後に、下北沢の古着屋で買ったというカシミアのコートをお披露目し、見送ってくれました。
「長すぎなんですけど、気に入ってます!!(笑)」
Jさん、シェアハウス生活は4件目のベテランとのこと。
これからのお引越しシーズンに向けて、インタビューにも気合バッチリ(?)でした。