街の雰囲気でさがす~板橋編~

東京都のベッドタウンとして有名な板橋区。
その本質はただの住宅街ではありません。
このトピックスはそんな板橋の入門書のような、板橋の入り口をお見せします。

アクセス

板橋区は東京23区のうち北西部に位置し、北は埼玉県に接しています。そのため23区内でありながら落ち着いた住宅街として人気が高くなっています。高級住宅街というわけではないため、庶民的な雰囲気で住み心地の良いエリアです。アクセスは池袋を起点にして、東武東上線(池袋-埼玉方面)、都営三田線(板橋-目黒)、埼京線(大宮-新宿・渋谷・大崎)と蜘蛛の巣のように路線が伸びています。池袋・新宿・渋谷はもちろんのこと、埼玉方面や品川方面へも行きやすく、主要駅へは概ね一回の乗換でアクセスでき、なにかと便利なエリアです。

板橋おすすめスポット

お出かけスポットを徹底リサーチ!
これから住むアナタも、もう住んでいるアナタもご当地マスターになりましょう。

ほっと一息、日帰り温泉
「さやの湯処」

実は隠れた温泉地である東京都。
昭和の香り漂う風情豊かな建物とは裏腹に、充実した設備が整い、心も体も癒される至高の空間です。温泉はうぐいす色のにごり湯で、塩分濃度が高く、湯冷めしにくい「熱の湯」と呼ばれています。露天風呂は4種類の温泉が楽しめ、飽きることなく堪能できるので、のぼせてしまわないように注意が必要です(笑)。しかし、仮にのぼせてしまっても安心してください。
館内には無料の休憩所と、有料ではありますが、時間単位で借りられる個室が用意してありますので、ゆっくりと寛ぐことができます。

アクセス
都営三田線「志村坂上駅」から徒歩7分
営業時間
10時~25時(最終入館24時)
入館料
平日830円 土日祝1,030円
熱帯雨林の再現
「熱帯環境植物館」

東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現している熱帯環境植物館は、3つの植生ゾーンに分かれた温室と、熱帯地域の高山帯に発達する雲霧林(うんむりん)を再現した冷室、地階にはミニ水族館を設け、海から山へと続く、淡水・汽水・海水の3種類の水域と、一連の熱帯環境を楽しみながら学べる博物館型植物館です。
植物館には約700種2000本の植物が、水族館には約100種2500匹の生物が展示、飼育されています。
歩き疲れたら、温室の熱帯植物を眺めながら利用できる喫茶店の利用がおすすめ。料金も非常にリーズナブルで、子供から大人まで幅広く楽しめる癒しの空間です。

アクセス
都営三田線「高島平駅」から徒歩7分
営業時間
10時~18時(最終入館17時30分)
入館料
高校生以上(大人)240円 小中学生120円
あの頃に疑似タイムスリップ
「板橋区公文書館/ボローニャ絵本館」

かつて小学校だった歴史が息づくこの施設は、校庭や体育館などが当時のまま残されています。校庭は立ち入りが自由となっていて、一歩踏み入れれば懐かしさが込み上げてきます。建物の1階はボランティア施設で賑わっていて、空き教室を借りられるため地域の方が講演会などで利用しているそうです。
2階の公文書館には、板橋区の歴史が記された書物が貯蔵されていて、自由に校閲することができます。そして3階には国内でも珍しい、絵本のみの図書館があります。姉妹都市であるイタリアのボローニャから寄贈された約2万5000冊の絵本に囲まれ、温かい一時を過ごしてみませんか?

アクセス
都営三田線「板橋本町駅」から徒歩5分
営業時間
9時~17時
入館料
無料

グルメ道

オススメグルメ情報をピックアップ!
実彰の好みを完全に反映した、独断と偏見によるコラムになっています。

テレビで紹介されて人気急上昇
「山源」

ドラマ「孤独のグルメ」で放映され、一躍大人気店となった家族経営のアットホームなホルモンのお店。
しかしその人気はただのハリボテではありません。炭火七輪で焼くホルモンは、焼き方にこだわりアリ。お母さんに丁寧にレクチャーしてもらった通りに焼けば、フワフワな食感と脂の濃厚な甘みに、やみつきになること間違いなし。そしてなんと言っても、男2人で満腹になるまで飲み食いして6千円程度という、驚きの安さが庶民には嬉しい。ホルモンは塩たれが選べ、お好みでわさび・ゆず胡椒を添えて召し上がれ。

アクセス
JR埼京線「板橋駅」から徒歩2分
営業時間
17時~22時
定休日
月曜日
静かな雰囲気でCoolにTea Time
「あおい珈琲店」

落ち着いた店内で、自慢のブレンドと自家製スイーツを頂いて、上品な大人のひとときを堪能しましょう。自家焙煎でこだわったブレンドは3種類。深煎り、中深煎り、中煎りとあり、その中でも店名がついている「あおいブレンド(中深煎り)」は特に人気。やさしいほろ苦さとコクがありながら、すっきりと飲みやすく、コーヒーの苦みや酸味が苦手という人にもお勧めです。このエリアにアンマッチなオシャレさと焙煎したての新鮮なコーヒーの良い香りに、ついつい長居してしまいそう。

アクセス
東武東上線「大山駅」から徒歩1分
営業時間
9時~20時
定休日
祝、日
コスパ最強アメリカンバーガー
「Hungry Heaven 上板橋」

なかなかお目にかかれない、本場サイズのバーガーです。東京の本格的なハンバーガー屋さんはどこも1,000円を超えてしまう所が多いですが、ここのランチは900円で好きなハンバーガー・ポテト・ドリンクがセットで食べられちゃうコスパの良さ。パテは様々な部位を合わせうまみと歯ごたえを合わせたしっかり系。ここは、2階の焼肉屋が経営しているお店なので、良い肉が安く提供でき、安くて美味しいバーガーが実現できているのだそうです。バンズはご近所のパン工場「鈴木ベーカリー」さんから卸していて、地域密着感がまた良い。フルーツの甘味を感じるソースには、フルーツチャツネ(数種類の果実とスパイスを豊富に使って、混合熟成させた甘酸っぱい味付けの調味料)が使われているそうで、ボリューミーながら意外にペロリといけちゃいます。

アクセス
東武東上線「上板橋駅」から徒歩2分
営業時間
・月~金11時30分~14時45分、17時~25時30分/・土日祝11時30分~25時30分
定休日
祝、日

イベント情報

板橋区で開催されるイベント情報をご紹介!乗り遅れのないよう要チェック!

数多の文化が融合した板橋ならでは
「板橋区民まつり」

板橋区民はお祭り好きで、東京都の大阪とも呼ばれています。まさにその力を発揮するのがこの板橋区民祭り。
オープニングセレモニー、高島秋帆鉄砲隊、区民踊り、阿波踊り、サンバカーニバル、伝統工芸展など様々なイベントが行われます。
しかしこのお祭りの主役は、とてつもなく多く広範囲に渡る出店の量にあります。その多さに会場を明確に特定することができず、公式の案内ですら「○○とその周辺」というあやふやな表記をしてしまうほど。行政主導のお祭りでみんな土地柄に合わせて価格を抑えているため、神社の縁日なんかと比較すると安くて、質の良い出店が多いのもうれしい。23区でもトップクラス規模の区民祭りなので、観光気分で一度訪れてみては!

開催時期
10月中旬
開催地
都営三田線「板橋区役所前駅」からその周辺
圧巻!板橋区民全員集合!

「いたばし花火大会」 昭和26年から開催されている、荒川の有名な花火大会です。数ある東京の花火大会の中で、伝統ある隅田川花火大会に対し、実力の花火大会として注目を集めています。
都内最大の一尺五寸玉に加え、花火師達の競演や、大スターマイン、関東最長級700mのナイアガラの滝など見所満載です。花火を観るための穴場スポットは、戸田競艇場付近、東武練馬駅のイオン屋上、スーパー「イズミヤ」板橋店屋上など。当日は早めに場所を抑えて、東京最高レベルの花火を満喫しましょう。

開催時期
8月初旬
開催地
都営三田線「西台」駅から徒歩15分

板橋の家賃相場比較

賃料相場
一般賃貸(ワンルーム~1DK):約7万円
シェアハウス:約5万円
家具等
一般賃貸:基本的になし。
シェアハウス:冷蔵庫、洗濯機などは基本的にあり。場所によりベッドやテーブルも。
トータル初期費用
一般賃貸:敷金・礼金・仲介手数料など含め約30~40万円
シェアハウス:デポジットなど含め10~15万円
※一般賃貸の半額以下で住めることが分かります。