人気の街は家賃が高い?安い?
街の雰囲気で住居を決めよう!

住みたい街の最新ランキングをご紹介

2019年3月現在。日本には1,724の市町村があると言われています。(e-Stat 政府統計の総合窓口より

その街それぞれにいろんな特色があり、家賃や物価が安い街、買い物に困らない街、自然豊かで景色がキレイな街。どの街にも良さがあるものです。

そこで、2019年2月28日にSUUMOにて発表された「首都圏版 住みたい街ランキング2019」を元に、「一般的に住みやすいと言われている街。住んでみたいと思わせる街。」の特色をご紹介していきます。


【第1位】日本の市町村で最多人口の「横浜」

東京都内の人気の街を抑えて、2年連続ランキング1位を獲得したのが神奈川県の「横浜」!

横浜と聞いて思い浮かぶのは、中華街やみなとみらい、赤れんが倉庫に山下公園などが一般的でしょうか。

都内とは違って、海や風を感じることができるこの街は、中華街の美味しい小籠包やお洒落なショップも多く並ぶすてきな街です。東京都内に電車ですぐ行けるのも良いですし、都内よりも家賃が安くすみそうなのも嬉しいところです。

アクセス JR(東海道本線、横須賀線、京浜東北・根岸線、横浜線、南武線、鶴見線)、京急線、東急東横線、相鉄線、みなとみらい線、ブルーライン
家賃相場 (安) 1R・1K/49,900円(横浜市旭区)
家賃相場 (高) 1R・1K/74,200円(横浜市都筑区)

アウトレットやデパートなどの大型ショッピングモールが至る所にあるので生活環境良し。都心までも30〜40分で行けるので立地も良し。さらに家賃も一人暮らしなら5万円から探せるのでGOOD!

さすがランキング1位に選ばれるだけありますね!

【第2位】オシャレなのに立地良し「恵比寿」

2016年度に第1位を獲得している住みたい街ランキング常連の「恵比寿」が、今年は第2位!

恵比寿は、オシャレなレストランやカフェなどの飲食店がとても多く、女性からの支持が圧倒的に高いです。

実際に、ぼくの学校が恵比寿にあるので、結構な頻度で通っているのですが、まあオシャレな街ですよ(笑)。

でもただオシャレなだけではなく、いろんなジャンルのお店があったり、映画館や美術館も入ってる恵比寿ガーデンプレイスを目の当たりにしているので、ちゃんと住みやすい街といえます。ちょっと家賃がお高めですけどね…。

アクセス JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東京メトロ日比谷線
家賃相場 1R/148,900円 1K/130,600円

しかし恵比寿は都内でも交通の便が抜群に良いです。新宿や品川などの主要駅までは10分もあれば行けます。

ネームブランドと交通事情を考えたら家賃相場も安いものかもしれませんね。

【第3位】住みたい街ランキング王道の「吉祥寺」

住みたい街と言えば言わずとも知れた吉祥寺が第3位。

サンロード商店街を始めとした駅前&駅中の栄え様がとにかくすごい吉祥寺。賑わいがある駅周辺を抜けると閑静な住宅街になっているのも、住みやすさのポイント。

またそれだけではなく、吉祥寺は都心に近いにも関わらず緑が豊富です。代表的なのは井の頭恩賜公園!四季折々の花が楽しめますし、春の桜は本当にキレイ!ちょっとした気分転換にお散歩ができることから家族や恋人と住むにも適している人気のスポットです。

アクセス JR総武線、JR中央線、京王井の頭線
家賃相場 (安) 1R/76,100円 1K/78,800円

便利な中央線が最寄り駅になります。ちなみにぼくは一つ隣の駅「三鷹」に住んでいたことがありますが、その時の家賃は約67,000円(管理費込)でした。

経験則から語りますが、安い物件を探せば5〜6万円代は出てきそうですよ。

【第4位】東京のベットタウン?「大宮」

住みたい街ランキングで前回(9位)から一番ランクアップした話題の街が埼玉県の大宮です!

都心より家賃相場は安いのに交通の便が良く、なおかつ落ち着いた住宅街で住みやすいというのがランクアップの要因でしょう。また、なんでも揃う三井アウトレットパークの存在も大きいですね。

大宮に住む場合は車があると更に便利さが増しますが、駅周辺へ出れば買い物も十分にできます。もちろん電車もバスもあるので、車がなくてもご安心を!

アクセス JR(川越線、湘南新宿ライン、高崎線、東北本線、埼京線、京浜東北・根岸線)、東武野田線、埼玉新都市交通伊奈線、阪急京都本線
家賃相場 (安) 1R/72,500円 1K/66,100円

主要駅の東京駅までは30分かかるかかからないぐらい。

大宮は新幹線も通るので、地方出身の人にとって帰省しやすいということが大きな魅力となっています。

【第5位】知名度No,1 眠らない街「新宿」

正直住むイメージがないので、新宿が第5位という事実に驚きました。

新宿といえば、新宿駅の乗降客数が世界で1位を誇るほどアクセスが便利。そして西に行けばビルが立ち並ぶオフィス街、東に行けば歌舞伎町を始めとした繁華街を持つ街。さらにちょっと歩けば緑溢れる新宿御苑。要は常に人がいる街です。笑

ぼくは仕事で週の半分以上は新宿に出向くのですが、本当にビジネスマンが多いんですよね。大きい会社はもちろん、個人経営やフリーランスでも新宿はビジネスチャンスがたくさん転がっていますから、仕事をするには環境が良い場所になっています。その点で言えば新宿に住めば交通時間も短縮できて良いかもしれません。

また新宿駅付近でなくとも、早稲田方面も「新宿区」に入るので、新宿区の中でも住みやすい場所・住みにくい場所は分れてきそうですね。

アクセス JR(湘南新宿ライン、山手線、総武線、埼京線、中央線)、都営新宿線、都営大江戸線、小田小田原線、京王新線、京王線、東京メトロ丸の内線
家賃相場 (安) 1R/96,500円 1K/113,400円

住みたい街TOP5で共通する点は、どの街も買い物に困らず、アクセスが良いということ。

またなんだかんだで緑が多く自然が豊かな場所がちゃんとあるので、「栄えて立地も良いのに自然がある」これが住みたくなる秘訣のようですね。


家を決める時はここに着目!

住みたくなる街、住みたい街ランキングがわかったところで、実際に住居を決める際に大事なことは何か?考えていきましょう。

初めての一人暮らし、進学に合わせた引っ越し、仕事での転勤…、住居探しの理由は人それぞれだと思いますが、まずは目的の場所から電車で20分圏内の立地(街)を探すことをおすすめします。

最初から家賃を気にして学校や職場から遠い家に住む場合、実際に生活した時に交通時間が20分以上かかるとなかなかに不便です。なので家探しは目的地をピックアップしてその範囲内で安いところはないかを決めましょう。

電車を利用する場合は、駅近かどうか、始発かどうか、快速が止まるかどうかも確認しておきたいポイントになります。

そして立地を絞ったら近くにコンビニはあるのか。スーパーはあるのかを頭の片隅に入れておきながら自分の理想の家探しをするのがベストでしょう。

ちなみにぼくは進学がきっかけで上京をしました。当時学校が中野と新宿にキャンパスがあったため、必然的に中野と新宿に通いやすい中央総武線沿いの場所を探したのですが、そこで見つけたのが三鷹(住みたい街16位)の某物件!

三鷹は総武線の始発なので電車はほぼ座れましたし、中央特快も止まるので中野新宿に行きたいぼくにとって、とても好都合な街でした。

駅から徒歩10分圏内、6畳1Rユニットバスで家賃67,000円(管理費込)。だいたい相場ぐらいの値段だと思います。

駅前にはセブンイレブンやオオゼキスーパー(大きなチェーン店)があったので買い物には困ることがなく、食材以外の買い物は一つ隣の吉祥寺で済ませていたので、個人的に三鷹は住みやすかったです。

もし住みたい街を決めたけど家賃をもっと抑えたいという人には、やはりシェアハウスがおすすめです。というかぼくも最初はシェアハウスが良かったな!と思うぐらいです(笑)。シェアハウスは家具が備え付けられているところが多いですし、何より初期費用も家賃もとても安いですからね。

なにはともあれ、まずは街について調べることが住居選びの鉄則です。
暮らしやすい街で、理想の住居選びをしてくださいね!

この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。