緊急事態宣言が解除されてからまだ半月あまり。都内での新型コロナウイルス感染者がまた100人を超えてしまいました。
誕生日を祝ってもらった思い出の居酒屋が閉店してしまったり、一人カラオケでお世話になってたカラオケ屋さんがなくなっていたり…。
少しずつ変わっていく景色に寂しさを感じてしまいます。
でも変わるものはそれだけじゃなくて、シェアハウスを含めたシェアリングエコノミー業界にも影響が。
シェアリングエコノミー(シェアエコ)とは…それぞれが持っている時間や技術、モノなどを共有・交換して需要と供給を補うインターネット上のサービス。代表的なものはメルカリやウーバーイーツ。 |
いったいどんな影響があるのか、そしてまだまだ続くと予想されている新型コロナウイルスを乗り越えるための“オススメの家での遊び方”を、今回は紹介していきます!
(※シェアエコについて研究しているブログ「シェアエコ主義」と現場の声を参考にまとめています。)
【料理宅配・ネット完結ビジネス】シェアエコの需要が激増
コロナウイルスの対策として提唱されてきた「3密」。
●密閉
●密集
●密接
集団感染が起こった場所の共通点が「密閉・密集・密接」だったことから、3密を避けることがコロナ感染を避ける方法になると提唱されてきました。
そのため、シェアエコ業界も3密回避が難しいジャンルのものは、けっこう大きなダメージがあるとか。
コロナで売上減のシェアエコ | 民泊・観光のシェア 介護のシェア |
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そもそも国内外問わず旅行ができなくなったということもあり、観光客が激減。実際に4月の訪日外国人の数は99.9%も減少したというデータも。(国土交通省観光庁「令和2年度観光施策」観光白書より)
介護系のシェアエコサービスも、感染のリスクを抑えるために介護施設の出入りが制限されているため、運営の仕方がなかなか難しいのだとか。
逆にコロナをきっかけに成長を加速しているシェアエコサービスもあります。
コロナで売上増のシェアエコ | 非対面スキルシェア 配達のシェア |
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代表的なのは
●Web上で得意分野を売買できる「ココナラ」
●スマホで注文した料理をデリバリーしてくれる「ウーバーイーツ」「出前館」
などなど。
人と会わずに利用できるココナラは、5月の1日あたりのサービス出品数が2019年12月と比較して2倍に増加。登録者の増加数も過去最大を記録しているそう。
外出することなくお店の料理を簡単に食べることが出来るウーバーイーツや出前館も、緊急事態宣言後に利用者が6割も増えたとか。(日本経済新聞より)
シェアエコ界隈に限ったことではありませんが、「人と触れ合うかどうか」が、経営を大きく左右していることがわかりますね。
シェアハウスはコロナの影響があるの?
「3密かどうか≒人と触れ合うサービスかどうか」がシェアエコサービスのキーポイントとなってるコロナ禍の今。
住居を人間でシェアするシェアハウスは、人間同士の接触リスクが高まることから不安視されることもあるように感じますが、実はその接触リスクよりメリットが大きく上回ってるんだとか。
●専門業者が清掃するから清潔さが保たれる
●管理会社が消毒液を設置してくれる
●部屋は完全個室…などなど
シェアハウスによってサービスの違いはありますが、共有スペース以外は個室空間であるシェアハウスに魅力を感じてる人が多いみたい。
実際、「コロナの影響で固定費を抑えるためにシェアハウスに来た」「管理会社が必要な措置を取ってくれるし、ここから出たいとは思わない」という声も。
ルームシェアではなく、法人が管理しているシェアハウスだからこそのメリットや安心感があるのは納得ですよね。
部屋で遊ぼう!自粛中にマネしたいYouTube3選
メリットがあるシェアハウスでも、コロナの用心は欠かせません。
もしかしたら都内で緊急事態宣言がまた出るかもしれません。
そこで、「自粛中外出しなくてもお家で楽しめる遊び」をYouTubeから厳選して紹介していきます!
【遊び①】ばかっこいい日常を作ってみる
(YouTube「カミワザ【KAMIWAZA】」より)
TikTokでもよく見かけるばかっこいい日常。
数年前までは中学生・高校生が思い出づくりに学校内で挑戦しているイメージが強かったですが、最近は大人が全力で“ばかっこいい日常”に挑戦している動画も増えてきました。
個人的には、あたかも「当たり前のことを当たり前にしてるだけですけど、なにか?」とすまし顔で動画を撮っているところに興奮します。(笑)
Twitterでもいろんなジャンルのばかっこいい動画がUPされています。
ばかっこいい日常。CG人を見破れ。https://t.co/oyBS08shE6 pic.twitter.com/752hHTRPOq
— 大塚竜也(劇団スカッシュ) (@tatsu182) June 10, 2020
ばかっこいい日常は自分の部屋だけでもチャレンジができるので、コロナ禍で外出を控えたい時にはうってつけです。
自分なりのばかっこいい日常を撮影して、シェアメイトや友達と一つの動画を作ってみたり、誰が一番“ばかっこいい”かを競ってみたり。
きっと楽しい時間を過ごせるはず♪
【遊び②】簡単DIYを実践してみる
(YouTube「5分でできる DIY」より)
DIY動画って、見るだけでも楽しいですよね。
中でもこちらの動画は魅せ方が上手だし、子供も大人も「これ、作ってみたら面白いかも」と思わせるようなものがたくさん!
作ってみたいと思えるものから実際に作って、達成感に浸るのも良いでしょう。
「学校の授業中にバレずにお菓子を食べる方法」「料理を作る時に真似したくなる裏技特集」など、いろんなシリーズが他にもあるので、暇つぶしにぜひぜひ!
【遊び③】ワクワクさんを見て幼少期を思い出す
(YouTube「ワクワクさんチャンネル【公式】」より)
いったい何歳から何歳までの人がワクワクさんを知っているか?はわかりませんが、大半の人が知ってると思われるワクワクさん。
小学生のころ、学校を休んだ時にしか見られないTVとして、ちょっと貴重な感じがしたのを覚えています。もう本当に懐かしい。(笑)
そんなワクワクさんは1年前からYouTubeにチャンネルを開設しています。DIYとまではいかない、ちょっとした簡単な工作をYouTubeを見ながら作ってみるってのも良いですよね。
一人で幼少期の懐かしい思い出と共に動画を見るのもよし。友達とリモートで「作ってワクワク★」の工作をしてみるのもよし。シェアメイトとソーシャルディスタンスを意識して一緒に作って見るのもよし!
コロナ禍でも前向きでいられるように、楽しい時間を過ごしていきましょう!!
まだまだ油断大敵のコロナウイルス。自粛中にできることとは
都内では感染者が100人を超え、また自粛生活を余儀なくされるかもしれません。(緊急事態宣言が発令されて外出自粛を要請されなくても、外出を控えることが多くなると思います。)
そんな時に、何もせずただ時間が過ぎてゆくのを待っているだけでは、ちょっともったいない。
今回紹介したおうち遊びをしてみたり、取ってみたかった資格の勉強をしたり、普段しないお菓子作りをしてみたり、ゆっくり映画を見てみたり…。
せっかくのおうち時間だからこそ、充実した時間にしましょう!
これから先、シェアエコ業界に限らず、コロナウイルスの影響を受けるものがたくさん増えていくと思います。
みんなでコロナに負けず、前に進んでいきたいですね。
シェアパーク編集部