新しい仲間と成長する、シェアハウスで得られる体験
大学生の時期は、サークルやゼミなどのコミュニティを形成して、それぞれの世界の中で生活することができますよね。もちろんその数が多ければ多いほど出会いの数も増え、よりたくさんの人たちと関わりを持つことになります。
一生の友達? 趣味を共有できる仲間?? もしかしたら、将来共に社会で戦うビジネスパートナーと出会うかもしれません。
そんな貴重な時間でもある大学生活を”シェアハウス”で過ごすことは、それぞれの世界にプラスαをもたらしてくれるはずです。あなたはそんなシェアハウスにどんな印象を持っていますか?
今回は大学時代をシェアハウスで過ごしたAさんと、一人暮らしをしていたBさんにそれぞれのメリットやデメリットなどお話を聞いて来ました!
今回座談会に参加してくれたお二人。
せいらさん(左:シェアハウス在住)
けいいちろうさん(右:シェアハウス未経験)
— さっそく自己紹介をお願いします!
せいらだよー。青山学院大学 社会情報学部の四回生です。
いろんな授業があるけど、その中で自分が興味あることを勉強しています。私が参加しているゼミはコミュニケーションで空間のデザインとかをするような学部でワークショップとかを自分たちでやったりしていました。
青学生です。学部はせいらと同じ社会情報学部なんですが、せいらと違うのは経済系とか商店の方に興味があって、今は一生懸命勉強しています。
— ではせいらさんに1つ目の質問です。最初にシェアハウスに住み始めた理由はなんでしたか?
本当はお兄ちゃんと住む予定だったんですが、私がカナダ留学から帰ってきたら、「あれ?お兄ちゃん彼氏と住んでるぞ?」ってなって、「あー私の住む場所がない」ってなりました。
ちょっと待って!お兄ちゃんが彼氏と住んでいたの??
え!?”お兄ちゃん”が”彼氏”と住んでいたの!?
そうそう!んで私が帰る場所がなかったから、「やべー、でも一人暮らしは寂しい」ってなって、カナダにいるときもシェアハウスに住んでたし、日本でもシェアハウスにしようと決めました。
カナダにもあるんだね、シェアハウス。
あるある!向こうだと同じ部屋に住んでたりとか。ここは自分の部屋があるけど、向こうで住んでたのは同じ部屋にルームメイトがいた。
一人暮らしはしたことあるの?
吉祥寺で一年くらいしてた!飽きちゃったけど笑 こっちの事情に詳しくなくて、実際通学してみたら一時間半かかって全然学校行かなくなったの笑 それで二年生からはお兄ちゃんと住んでました。そこから三年生でカナダに行って今に至るって感じです!
— けいいちろうさんは一人暮らしですよね?シェアハウス経験は?
一人暮らしです。シェアハウスはないですね。今の家は大学の間ずっといるので、5年目です。
シェアハウスの存在は知っていたのですが、シェアハウスってイメージがなんか敷居が高くて…シェアハウスの漠然としたイメージがテレビの「テラスハウス」だったんですよ。笑
それをずーっと見てて、なんかおしゃれだし楽しそうってのもあったけど、輝きすぎていてちょっと自分には合わなそうかと思いました。
リア充感がすごい、みたいな。笑
そうそう、でも自分自身そこまでじゃないしなって思いがあって、なんとなく選ばなかったですね。
でも、実は非リア充の巣窟だからね、リア充になるとみんな出て行く。笑
そうなんだ、逆にね。笑 あとは、地元にいたのでこっちにあんまり物件見に来れなくて、地元の先輩が「この辺だったらいいんじゃない?」って教えてくれたのが今住んでるエリアで、じゃあそこでいっかって住み始めた。でも実際は学校まで遠いし引っ越しもしたかったけど、なんとなく面倒で5年近く経ってしまいました。
長いね!私飽き性だからこの5年で引っ越し10回目だ。笑
やばっ、多すぎ。笑
新しい場所好きだし、カナダにいるときも結構引っ越ししました。全部シェアハウスか、勝手に人の家に住んでたけど。笑
— せいらさんが一番最初にシェアハウスに住んだのは、カナダが初めてですか?
そうです。でもカナダではシェアハウスっていうよりも、ルームシェアって感じで、多くて4人くらいの規模。
それはみんな同じ部屋にいるの?
普通の2LDKみたいなところで2つの部屋が1人ずつ、リビングに2人住んでて、キッチンだけ共用って感じが多かった。バンクーバーは地価がすごく高いから、そういう住み方が結構普通だった。日本も高いけど。笑
— 日本のシェアハウスに住んでみて、何か印象に残ることはありました?
うーん…なんかいっぱいいるなーみたいな。笑 あと思ったよりも年上が多いと思った。もっと若い子が多いイメージだったけど意外とアラサーが多かった。私が最年少くらいの感じでした。
次回、『シェアハウスに感じる不安やデメリットは?』につづく
シェアパーク編集部