一般的な賃貸物件管理よりも、さらに独自の管理運営方法が必要となるのがシェアハウス。
なぜって?物件自体の設備を管理することはもちろん、人と人とをつなぐお手伝いや、はたまた人間関係のトラブル対応等のスキルが求められるからです。
シェアハウス入居者の方々が、快適に楽しく暮らしていけるように、どの管理会社も運営に力をいれていますが、管理会社のタイプによってシェアハウスの住心地が大きく変わる場合もあります。
これからシェアハウス探しをする皆さんは少し目線を変えて、“管理会社のタイプ”で選んでみるのも良いかもしれません。今回は管理会社のタイプと管理方針の特徴を大きく3つに分けてご紹介します!自分のいいなと思うスタイルを参考にしてみてくださいね。
個人オーナーが管理しているシェアハウス ~距離が近い親密さ~
あまり数は多くありませんが、個人で運営されているシェアハウスの良さは、やはりザ・大家さん!って感じの暖かさですね。シェアハウスの管理運営を個人でやろうと思うくらいだから、人が好きな素敵な人達が運営しています。
何か困ったなと思うことがあれば、気軽に大家さんとお話できるのが嬉しいところです。
特に物件のお掃除や巡回も業者におまかせではなく、自力で行っているところだと、顔を合わせる機会が多くあります。
ふと思いつくようなこと、、なんだか電話やメールで連絡する程じゃないけど、お願いできたら嬉しいな!みたいな相談もしやすい。
賃貸管理会社という組織の人ではないので、ある程度は寛容な気持ちを持つことや、相性が合うかどうかという点もありますが、ぴったりと合えば住心地の良さはお墨付き!!
お互いに心配したり、されたり、たまには差し入れなんかもいただいちゃったり?昔ながらの人間味のある暮らし方、大家さんと仲良くなれば、きっと楽しい生活が送れるはずです。
不動産会社が運営しているシェアハウス ~物件設備への安心感、+αの充実~
シェアハウスがメジャー化してから様々な不動産大手がシェアハウス管理運営をしていますが、
不動産会社の良いところは物件設備の充実と不動産管理のプロであることの安心感ですよね。
何か設備上での困ったことやお願い事があれば、豊富な知識と業者への迅速な手配が期待できます。
また、大型のシェアハウスや多数のシェアハウスを運営されていることも多いので、イベントを適宜開催できる集客力があることも魅力。
シェアハウス内外問わず、様々な人と幅広く交流していきたい方には、住んでいて楽しいことも多いはず。
さらにシェアハウス入居者向けのコミュニティページや特権などを提供しているところもあり、+αのサービスが充実しています。
ある程度割り切った形でのサービスや接客対応を提供している分、シェアハウス入居者への生活ルールもしっかりと整えています。
きちっとした生活を送りたい方や、ほどよい距離感で管理会社と接していきたい方にはおすすめです。
シェアハウス運営会社のシェアハウス ~人と人との関係性の充実~
シェアハウス主体の運営会社だと、様々な人数規模のシェアハウス物件を取り扱っています。
また、物件の造りに特徴があるところも多いので、物件特性別のシェアハウスとしての幅広い種類の問題解決のプロとも言えます。
さらに入居している人数が変われば、シェアハウス内コミュニティの特徴が変わる分、人間関係の問題も色々発生するので、人を重視した運営に自然とならざるを得ない部分もあります。
ということは管理会社とシェアハウス入居者との距離感が近いのが特徴。
これだけだと良いところばかりの様ですが、大手と比べると管理運営人数が少なめなので、迅速な動きが少し難しい場合も。
ただシェアハウス入居者との管理会社の関係性がしっかりしている分、住んでいる人たちの自治制に任せ、シェアハウス入居者の自由度の幅は広がります。
自分であれこれ決めたい!やってみたい!という方にとっては暮らしやすいかもしれませんね。
個人オーナーであれば暖かな付き合い、不動産会社であれば設備管理の安心感や+αのサービス、シェアハウス専門の運営会社であれば人間関係の充実や自由度といった選択肢。
もちろん例外もあるので全てにおいてこれが正しい!といった訳ではないのですが、よくある傾向として心に留めてもらえたらと思います。
ここはどのタイプの管理会社なの?ということを知りたいなという方は物件紹介ページの「more…」と記載されたタブに管理会社名や、その管理会社が掲載している他のシェアハウスがあるのでちょこっと調べてみてもいいかも。
最近は本当に色々な管理会社があり特色も豊かなので、面白いことをしている管理会社に巡り会えたら、シェアメイトとの出会いだけではなく、もっと色々な楽しみや繋がりが見つかるかもしれません!
シェアパーク編集部