フードロスを救うヒントはフードシェアリングサービス「TABETE」にあった!

ネット回線やスマホの普及により、ここ数年で飛躍しているサービス「シェアリングエコノミー」

シェアリングエコノミー・・・それぞれが持っている時間や技術、モノなどを共有・交換して需要と供給を補うインターネット上のサービスのこと。

代表的なモノでいうと「メルカリ」ですね。自分が不要となった“モノ”を、今必要としている人に販売することができる、Web上のサービスです。

もともと捨てる予定のものだった家具や洋服をメルカリに出品しておくだけで買い手が見つかるかもしれないので、これはとってもエコなことなんです。

そんな地球環境に優しいシェアリングエコノミーの中でも、今回は食品ロス・フードロスを解消してくれる種類のサービス「TABETE(タベテ)」をピックアップ!

“TABETEのいろは”から“フードロスの実態”までを紹介していきます。

TABETEって何?メリットや仕組みが知りたい!

TABETEとは、まだ美味しく食べられるのにお店の営業時間や賞味期限の問題で廃棄してしまうかもしれない食事を、登録しているユーザーがレスキュー(購入)してフードロスを減らすフードシェアリングサービスです。

そもそもフードシェアリングとは、まだ食べれるのに廃棄せざるを得ない食品(いわゆるフードロス・食品ロス)を減らすために作られたサービスで、廃棄予定の食事を割安価格でユーザーに提供するもの。

これなら廃棄量が減ってお店の人も嬉しいですし、ユーザー(お客さん)も割安で美味しい食事を楽しめるのでお互いがWinWinな関係になりますよね。なにより食品ゴミが出なくなるので地球に優しくエコに繋がります。

TABETEの実績がすごい!数々の掲載や受賞歴は信頼できる証

TABETEは2018年4月からできたサービスですが、その信頼は厚く、多くのメディアでも取り上げられ話題になっています。

フードシェアリングサービスは地球環境問題にも繋がるので、バラエティ番組というよりもニュースや報道番組に取り上げられることが多いみたいですね。

また、環境省が主催する、環境と社会によい活動を応援するグッドライフアワード「第7回 環境大臣賞」の優秀賞も受賞しました。

環境省主催の賞を受賞している実績があるだけに、安心してTABETEのサービスを使うことができますね。

TABETEでレスキューできるご飯が豪華すぎ!!食事シーンを覗いちゃお☆

いくらエコで地球環境に優しくて割安で食べられるからって、料理のクオリティが低かったらちょっと嫌ですよね。

でもご安心を!

TABETEでは公式のInstagramTwitterアカウントを開設しています。

特にインスタではTABETEで実際にレスキューできる食事が載っているので、先に写真で料理の雰囲気を確認しておけば「想像と違った!」なんてことはないはず!

ここでもいくつかのレスキューできる食事をご紹介していきますね!

阿佐ヶ谷にあるこだわり酵母パンが良き「エレファントキッチン」

 
 
 
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天然酵母で焼かれたパンとこだわりプリンが入ってお値段なんと800円!

手作りパン屋さんのパンやデザートって1個300円がざらにある中で800円はなかなかお手軽なのでは?パンは冷凍で長期保存ができるので、好きなタイミングで食べられるのも嬉しいですね!

1500円がなんと500円!?「渋谷VANDALISM」

 
 
 
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こちらは通常1500円のオニオンリングサルサバーガーがなんとワンコインで頂けちゃうとのこと…!!

普通にオニオンリングサルサバーガー美味しそうですし、ワンコインで買えちゃうというお得感がさらに気分を高揚させてくれますね。笑

分厚い牛タンが5枚も入ってる「300B ONE 池袋店」

 
 
 
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ガーリックの香りが食欲をそそる牛タン入りガーリックライス!

こちらはお値段800円!フードロス削減で地球のエコに貢献しながら美味しいご飯が食べられるのは嬉しいですね!

TABETEのユーザー口コミも気になる!使ってみた感想をチェック

TABETEは1年間でのユーザー登録者数、約200,000人。
掲載店舗数は約450店舗以上と大規模なフードシェアリングサービスです。

ここでユーザーの声を聞いてみましょう。

300円でパスタとパンが食べられたり、お店の正規メニューではないケーキが食べられたり…。

TABETEは地域に合わせて登録店舗のレスキューメニューが表示されるので、アプリをインストールして住んでいる街や職場近くの地域のレスキュー情報を毎日見てみるのも良いかもしれません。

今まで知らなかった新しいお店と出会えたり、TABETE用の裏メニューと出会える可能性があるので、毎日が楽しくなりそうですね。

TABETEの利用の仕方を確認!

TABETEを使ってみたいと思ったら、まずはアプリのダウンロードが必要です。流れとしては以下の通りです。

TABETEの流れ
  1. アプリをダウンロード
  2. アカウントを作成(名前や生年月日・電話番号などの個人情報を入力します。)
  3. 現在地や駅名からエリアを検索
  4. レスキューしたい料理を選ぶ
  5. クレジットカードでアプリ内決済
  6. お店に行き料理を受け取る

地域によってはTABETEが流通していないところもあります。(池袋や渋谷などの都心にTABETE登録飲食店が多い印象です。)

最近では東京都以外でも埼玉・神奈川・石川・静岡・愛知・大阪あたりに続々とTABETE登録飲食店が増えてきています。

47都道府県でTABETEが使えるようになる日も近いかも…?

日本のフードロスは結構深刻。問題視される理由とは

日本のフードロスの量は、年間で約643万トンと発表されています。(農林水産省「平成28年度推計」より

存分な食事ができない・飢餓に苦しむ世界中の人への食料援助量が約380万トンと発表されているので、どれだけ食品を無駄にしているかがわかりますよね。

また大量の食料を廃棄に回すということは、それだけ処分に大量な資源やエネルギーを使うことにもなります。(焼却には二酸化炭素が排出され、埋めるには土や水質に影響を及ぼします。)

さらに食料廃棄の処分をするにも税金が使われているので、フードロスは地球環境や世界のため以外にも、日本の資金や未来のためにも懸念されるのです。

TABETE以外のフードシェアの方法を見つけよう!

シェアリングエコノミーとしてTABETEが十分良いサービスだと言うことがわかりましたが、シェアハウスで生活をしていれば、TABETEを使わなくてもフードシェアはできちゃいます!

シェアメイトが必要としなくなった食品や賞味期限が切れそうな食品を持ち寄って鍋やカレーなどを作ってみたり、たくさん作りすぎてしまったけど保存の効かない料理をシェアメイトにお裾分けしてみたり…

本来一人暮らしだったらフードロスしてしまいそうな場面でも、シェアハウスでならフードシェアをすることによって解決できます。

TABETEのフードシェアリングサービスをヒントに、シェアハウスでもフードシェアをしてみませんか?

 

 

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この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。