新しい出会いの毎日!
住居改革「アドレスホッパー」

「月収の3分の1が家賃の目安」とよく耳にしますが、3分の1が住居代で消えるってなかなかヘビーですよね。

返済が終わってる持ち家でない限り、家賃・光熱費等は最低限毎月支払わなければなりません。いわゆる固定費ですね。

ではこの固定費をなくした生活が送れれば金銭面で“ゆとり”ができるのでしょうか?

今回はそんな毎月の固定費「住居代」を変動費に変えた人たち〈アドレスホッパー〉についてスポットを当てていきます!


アドレスホッパーって何?住居を持たない生活の実態を調査

そもそもアドレスホッパーとは

アドレスホッパー…決まった住所に長期間定住せず、各地の宿泊施設などを転々としながら生活する生活スタイルの事。「アドレス」は住所、「ホッパー」は転々とする、という意味。(出典:ニコニコ大百科(仮)

2019年になり数々のメディアに取り上げられるようになったアドレスホッパー。

マツコ会議やZIP!、news zeroにめざましテレビ、ウェークアップ!ぷらす・Stories〜あなたのライフを探す家〜…など、いたる番組で特集が組まれアドレスホッパーとしての認知度を高めつつある現在。実際に、家(固定住所)を持たないで生活をする人は増えつつあるそうです。

増加する理由について幻冬社の人気編集者、箕輪厚介さんはAbema newsにて以下のように語っていました。

メディアやSNSを通じて声が声を呼び、実際にアドレスホッパーとなる人は確かに多そうです。“働き方改革”ならぬ“住居改革”ですね。

ホームレスとは違うの?

「家や住所を持たないとなると、それってホームレスなんじゃ…?」と思いがちですが、アドレスホッパーの人たちはそれぞれ住民票を実家やシェアオフィスに置いています。

住所を持たないから税金を納めないわけでもなく、家がないから野宿をするわけでもなく。

生活自体は普通の人と変わりないので、ホームレスと重ねるのは違う気がしますね。

アドレスホッパーになる理由はやっぱりお金?

実際にアドレスホッパーとして生活をすると、家賃はかかりませんが宿泊費用はかかります。

主な宿泊先

●シェアホステル
●ゲストハウス
●民泊
●短期シェアハウス
●ビジネスホテル
●温泉・サウナ
●友人宅

友だちの家に泊まることになっても、宿泊お礼として夜ご飯はご馳走するのがアドレスホッパーの礼儀だそう。

総合して、宿代にかける金額はだいたい月に4〜7万円。

とくに東京都内で賃貸物件を借りるとしたら、激安物件ではない限り6万以上は優に超えます。さらにそこから光熱費を加算すると毎月7万円以上の出費に。たしかにアドレスホッパーとして生活する方が金銭面で節約になりますね。

しかしアドレスホッパーになる人は決してお金だけが理由ではありません。

●家がないからこそ毎日が旅となり出会いも増える
●持ち物が最低限になるため本当に必要なものがわかる
●家で得られない情報が得られる
●その場その場で行動の判断をすることで対応力がつく
●日々変化するから退屈な時間を過ごすことがない

などなど…。

ネット社会だからこそ情報量が多いこの世の中、外の世界に触れ続けることによって得られる情報は、それはそれはかけがえのないもの。

アドレスホッパーは都内だけでなく田舎や海外にも足を運びます。
人やモノ、自然や文化…。様々な新しい出会いがアドレスホッパーの大きな魅力ですね。

余談ですが、2020年の東京オリンピックに向けて1泊3,000円ほどの宿泊施設が増えているそうです。こういった時代背景もアドレスホッパーが増えている要因といえます。

アドレスホッパーになるために必要なこと

よし、アドレスホッパーになろう!と思ってすぐ家を引き払うのは少なからず抵抗がありますよね。

もし変化のある生活を試してみたいのであれば、まずは身の回りを整理すること。

これは今流行りのミニマリストとも関係してきますが、荷物が多いと行動範囲が狭まります。自分が生活するのに必要なものだけをまとめてリュックにつめる。それが大前提になってきます。

シェアリングエコノミーをフル活用

ソーシャルメディアを活用した“物・サービス・場所の共有や交換をする社会的な仕組み”を表すシェアリングエコノミー。代表的なものはメルカリウーバーイーツですね。

アドレスホッパーとして注目したいのは、洋服や家具を預かってくれる「サマリーポケット」

サマリーポケットは保管してくれるだけでなく、不要になったらヤフオクに出品代行もしてくれる嬉しいサービスつき。

他にも月額定額制のファッションレンタルサービス「メチャカリ洗濯代行してくれる「しろふわ便など、探せば探すほどアドレスホッパーに最適なシェアリングエコノミーが発見されます。

身につける物を少なくするためにも、こういったサービスは活用していきましょう。

郵便物は郵便局留め

郵便物は基本郵便局留めにすれば問題ありません。
もしシェアオフィスやバーチャルオフィスを活用していれば、そちらの住所を使えばOK!

洋服はクリーニング屋で“持たないのに毎日清潔”

社会人ともなるとYシャツは必須アイテム。

荷物を少なくするためにも、Yシャツはリセッシュやファブリーズで使い回しをしなければならない…なんてことはありません!

Yシャツはクリーニング屋に預ければ手持ちの荷物は減りますし、常に新しいYシャツを着ることができます。

クリーニング代もYシャツは百円ちょっとでできますからね。コスト的にも安心です。


アドレスホッパーでも個室空間を持てる方法「短期可シェアハウス」

「アドレスホッパーになってみたいけど、落ち着ける空間が欲しい。」「初めから家を持たないのは不安。」という人におすすめできるのが「短期可シェアハウス」。

シェアパークの物件なら、最短1ヶ月から入居可能なシェアハウスが紹介できます。

実際にアドレスホッパーになっている人も、元はシェアハウス体験者という方がとても多いです。

短期のシェアハウスで環境に慣れ、自分のタイミングでいつでも退去できる「短期可シェアハウス」はアドレスホッパーにとって、とても強みになります。

いろんな出会いが待っているアドレスホッパー。

興味がある人はぜひ、シェアハウスから初めてみてはいかが?

 

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この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。