〜これから住居を決める皆さんへ〜
【田舎→都会】上京10年目の“ぼく”が感じた東京生活のあれこれ。

1月も終わり、旅立ち・出会いの季節が近づいて来たな。と思うこのごろ。

この時期に上京先を考える人はたくさんいると思います

シェアの森(このシェアハウスのコラム)を担当して2年、宮城の田舎から上京して10年経つぼくですが、ぼくも10年前はどこに住むべきなのか。学生マンションの担当の人と両親と話し合ったのを覚えています。

上京するのってワクワクする気持ちもありますが、不安な気持ちも少しあったりしますよね。

実際、東京での生活は大変なこともありますが、それ以上に上京して良かったなって思える出来事もたくさんあります。

今回はそんな「田舎→東京」の暮らしで感じた“あれこれ”を話していきたいと思います。

これから上京する皆さんの、何かの参考になればうれしいです・ー・!

 

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【メリット】東京に住んで良かったなと思うこと3選

まずはポジティブな体験談を3つ!

宮城の実家で生活してたら経験できなかっただろうな〜。と思う出来事をまとめてみました。

【その1】仕事・やりたいことを突き進められる。可能性が広がる

「東京に住んだから夢が叶う」っていうのは語弊がありますが、地方より東京の方が出会う人も多いし、出会える“きっかけ”の数も多いです。

ぼくは趣味でピアノを弾くのですが、宮城に住んでいたら参加できなかったな。と思えるコンサートやコンクールに出場したり、それがきっかけでピアノのお仕事がもらえるようにもなりました。

田舎でもピアノの練習をすることはできますが、いろんなお客さんに聞いてもらったりコンクールに参加するのであれば、東京の方が断然機会も多く、環境が良いです。

とはいえ何も行動しなければ上京する意味はないと思っているので、「自分次第で可能性が広がりやすいのが東京」だと思います。

【その2】とにかく電車が便利!時間を気にせずお酒も飲める

宮城にいた頃、ディズニーランドに行くのに夜行バスか車の2択だったんですけど、東京に住んでからは電車で行けちゃうことに感動!笑

とにかく電車がいたるところで走っているから便利なんです。

たまに地元宮城でお酒を飲もうかって仙台に行くんですけど、終電は早いし、電車に乗れたとしてもタクシーに乗らないと家の近くまでは帰れない…。

それに比べて東京は終電が遅いし、最寄駅から家までは歩いて帰れる距離。これは本当にありがたい!

でも逆に言えば電車頼みの生活なので、雪や風や人身事故で電車が止まった時は地獄です(。ー。)

【その3】地元や家族がもっと好きになれる。丁度いい距離感

ぼくはもともと地元に興味がなかったんですけど、離れて初めて「ぼくは宮城が好きだったんだな」って思えるようになりました。

離れてから気がつく大切なものってあると思うんです。

家族なんか特にそうで、一緒に住んでる時はうざったく感じることもあった母や父の言動も、上京してからは許せるようになったというか、たまに会うからこそ優しく接することが出来るといいますか。

たまにしか会えないからこそ、その時を大切にしよう!って家族愛や地元愛が強くなった気がします。

【デメリット?】東京に住んで苦労したなと思うこと3選

デメリットというわけでもないんですが、苦労話もまとめてみました。

とはいえ苦労も成長のうちなので、今となってはありがたい経験だと思ってます!

【その1】騙されそうになる機会が増えました。詐欺注意!

これは自分の感じ方の問題なのかもしれないんですけど、東京って人が多い分、親切な人もいれば何か自分の利益のために近づいてくる人もたくさんいる気がするんです。

仕事関係で仲良くなった人にご飯行こうって誘われたらマルチ商法の勧誘だったり。

「2階に引越して来たので挨拶に来ました」というお兄さんが、実は新聞の勧誘でアパートの住人ではなかったり。

新大久保の通りを歩いてたらすてきな笑顔のお姉さんに「絵画を見ていきませんか?」と声をかけられて、10万円もする絵の購入をすすめられたり。

詐欺とはまた違うかもしれませんが、自分の身は自分で守らないといけないなってあらためて感じた出来事です。。

ただでさえ物価が高くお金の出費が激しい東京なので、怪しい誘いや話はしっかりじっくり考えたほうがよいと思います!

【その2】やっぱり寂しい時も多い…ホームシック

田舎の実家暮らしから都会での一人暮らしは、どうしてもホームシックになりがち。

特に誰かが泊まりに来た後の家とか、「さっきまであんなに楽しかったのに今はひとりか…」と無性に寂しさが溢れるんですよね。

あと風邪引いて寝込んでる時とか、熱があっても自分で買い物行ったりごはんを食べたりしないと生きていけないので、家族のありがたみを感じます。

でもそのホームシックをバネに頑張れることもあるので、決してホームシックが悪いものではないですけどね。

【その3】コロナ禍で感じた「東京の人間」という肩書き

去年の夏に親戚を亡くしたのですが、「東京に住んでいる」という理由でお葬式に参加することができませんでした。

他にも、良くも悪くも東京に住んでるんだなって思うことは多々あります。

地元にいた頃はランチで500円以上払いたくなかったはずなのに、今では倍の1,000円は払うのが当たり前になっていたり。(それぐらい物価が高いんです…泣)

地元の友達はみんな結婚して子供を産んでいる中、上京組は誰も結婚してないよねって比べられたり。

本当に、良くも悪くも東京に住んでるんだなって痛感することがあります。

大事なのは東京で何をしたいか。なんのために上京したのか。

その気持ちを忘れないで生活することが大切です。

【後悔?】上京前に時を戻せたらやり直したいこと!おうち選び

ぼくは高校を卒業してすぐに上京したんですけど、正直おうち探しは適当でした。

どこの街が住みやすいのかがよくわからなかったし、「とりあえず東京に住めたらいいや」って気持ちが強かったので、安くて駅が近くて、あとは親の意見と物件担当してくれた人の意見を聞いて選んだって感じです。

そして決めたのが中央線沿いにある学生マンション。

駅から近いし、セキュリティも万全で、とても満足できるおうちでした。

でも、大人になった今思うことが一つだけあるんです。

それは、「上京後一発目のおうちは、シェアハウスかルームシェアを経験してみたかった」ということ。

シェアハウスに住むタイミングは上京時がベスト

地元にいたころ、よく友達と「大人になったら一度ルームシェアとかしてみたいよな」っていう話をしてたんですけど、歳を重ねれば重ねるほどに実現するのが難しくなってしまいました。

というのも、友達に子供が産まれたり、お互いの職場が全然違う方面の場所にあったりと、一緒に住むには条件が厳しくなってしまったのです。

友達と住めないならシェアハウスに行こう!とも考えたのですが、いかんせん家具がたくさんありすぎて、処分するのが大変。。

基本シェアハウスには冷蔵庫や掃除機・洗濯機などの家具家電が用意されているので、そもそも持ち込まなくていいことが多いんです。

それを考えると、最初にシェアハウスを経験して、その後にゆっくり一人暮らしをすれば、無駄な家具家電を用意しなくて済むし、初期費用も一人暮らしより安く抑えられただろうなって、思っちゃうんです。

なので、シェアハウス・ルームシェア生活をしてみたいって願望がある人は、上京後にシェアハウス体験することがベストタイミングだとぼくは思います!

そもそも上京するかを迷ってる方へ・ー・!

新型コロナウイルス感染拡大というご時世でもあるので、一概に「上京した方が良いよ!」とは言えませんが、どうかご自身が後悔のない選択をしてください。

必ずしも上京することが正解だとは限らないので、今自分がしたいこと、仕事・学業・夢。それぞれ自分の目的を見据えた上で、上京したら何ができるのか。頑張れるのか。自分としっかりと向き合って上京するかの決断をして欲しいです。

そしてもし、シェアハウスでの生活が選択肢にあがるのであれば、まずはお問い合わせしてみてください・ー・!

意外と楽しい新生活が始まるかも知れません٩(ˊᗜˋ*)و

 

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この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。