上京は不安?失敗が怖い??
【宮城→東京】上京して8年目の“ぼく”からみなさんへ

変わりたい気持ちがあるなら、上京はきっと大丈夫

学校のため・仕事のため・夢のため。上京するのにはいろいろな理由があると思います。
どんな理由でも、自分で上京したいと決意したのなら、その気持ちはずっと大切にしてください。

ぼくが上京したのは高校を卒業してすぐの18才。当時8人家族だったぼくは、プライベートな空間が存在しない家が好きではなく、さらには地元にも特別愛着があるわけでもなく、自分を知らない人しかいない街に行きたい。という気持ちと、流行りの先端の東京で勉強したい。という気持ちから東京の学校に進学をしました。

親戚も友達もいない東京での生活は大変なことも多かったですが、若いうちに経験できて良かったなと心から思います。東京にきて変わった価値観もたくさんあります。今では「なりたかった自分に近づいてきたな。」と思えるくらいです。

前置きが長くなりましたが、「今を変えたいという気持ち」「なにか目的があっての上京」なら、心配や不安なんて必要ありません。それでも考えることや疑問はあると思うので、上京して8年経つぼくから、これから上京を考えているみなさんにメッセージを送ります。

ぼくは、上京賛成派の人間なので、これを見て上京が現実的になってくれれば嬉しいです(・ー・)!


上京する前に押さえておくべき3つの事情

お金と勇気があれば誰でも上京することはできると思いますが、田舎や地元感覚で東京に来ると、想像と現実との違いに困ることが出てくるかもしれません。

ここでは事前に知っておきたい情報を3つ厳選したので紹介していきます。

【その1】良くも悪くも高すぎる物価事情

上京にはお金がかかります。ぼくの場合は両親が協力してくれたので上京できましたが、もし高校卒業後すぐの上京を考えているなら、誰かしら家族の協力は必要不可欠でしょう。協力者がいなくても上京はできると思いますが、どんな苦労も乗り越える覚悟は必要です。

野菜や果物などが地方よりも高いのはよくあること。特にわかりやすく言えば家賃ですかね。ぼくは現在、新宿や東京・吉祥寺が通る中央線の某駅から徒歩10分圏内、トイレお風呂別で1K6畳のアパートの1階に住んでいますが、家賃は65,000円。地元宮城で同じ条件の物件を探したら約半分ぐらいの価格で家を借りられたことでしょう。正直高いですし、家賃のかからない実家暮らしが羨ましく感じます…。

ただ、物価が高いのは家賃だけではなく、収入面も地方より高いです。アルバイトの時給も東京なら1,000円以上のスタートと考えても問題ありません。ちなみに、厚生労働省より発表された各都道府県の年収ランキングでは、東京がダントツで1位でした!仕事での成功を考えるなら、東京は夢があると思います!

【その2】所有するなら車より自転車!都内の交通事情

東京はとにかく電車が多いです!特に新宿駅や東京駅は繋がっている電車が多く、広すぎてどこをどう行けばいいのかわからずに迷ってしまうほど!!田舎者だと思われたくなくて地図やスマホを頼らずにひたすら歩き回っていましたが、迷ったら素直に駅員さんに聞くことをおすすめします。笑

電車が多くバスも多い東京なので、車は必要ありません。駐車場代もバカ高いですし、なにより道が狭いので運転するのも一苦労なレベルです。ちなみに某町の中古ショップでは駐車場が有料になっていました。このままならコンビニの駐車場すら有料化が始まるんじゃないか?と思うほどに東京では車の利用にお金がかかります。利便性や金銭的事情を考えても、都内では電車利用か自転車の所有、もしくは必要に応じての自転車レンタルが賢い選択だと思います!

【その3】とにかく人が多い!仕事も多い!出会い事情

東京は中心部に近ければ近いほど、街が眠りません。笑

朝早くから夜遅くまで、狭い空間にわんさか人が集まって来るのです。ぼくが衝撃を覚えたのは、朝5〜6時に朝マックをしようと思ったら店内に行列ができていたこと。朝5〜6時だなんて普通家にいるじゃないですか。それかラジオ体操とかジョギングとか。。「マクドナルドに朝早くこんなに人がいるのか…。」とカルチャーショックを受けました。笑

とにかく東京には人が多いので、その分必要とされる仕事も多いです。ぼくは最初のアルバイトこそ情報誌から探して面接をしましたが、それ以降のバイトや仕事はお客さんや友達の紹介などで今現在に至ります。自分次第でいくらでも人や仕事に出会えますよ!その分変な人もいましたが、それも人生経験だと思っています。

ちなみに、東京に来てから芸能人をたくさん見ました!特にお笑い芸人のダウンタウンさんを生で見た時は感動が止まりませんでした(・ー・)!


実際に上京したぼくが感じたこと3選

物価が高く車が不向きで人の多い街、東京。そんな東京に8年住んで感じたことを書いていきます。

【その1】人の目を気にしなくていい

田舎って地域つながりが深いところが多いですよね。ちょっと歩いただけで知り合いと会ったり噂になったりで、「なんか息苦しいな。」と思ったことが何回かありました。必要以上に人の目や評価を気にしがちな性格だったのかもしれませんが、誰も知らないところで自分がやりたいことをしたい。という気持ちが当時は強かったんですよね。

東京は本当に自由人がたくさんいます。他人の目を気にしがちなぼくでしたが、東京に来て変わりました。サイゼリヤにダッフィーを連れて食事できるレベルまで神経が図太くなりました。笑

図太くなれたきっかけは分かりませんが、人が多すぎる東京で、すれ違う人の顔など覚えるわけもないですからね。外出も遊びも何もかも、ぼくは気持ちが楽になりました。

【その2】「これ欲しい」がすぐ手に入る

王様のブランチで紹介されたグッズがすぐ買える。HIKAKINさんが紹介した都内限定の商品がすぐ買える。だって、ここは東京だから!

上京してから必要になった家電製品は秋葉原で調達し、友達と遊ぶときはディズニーランドに行き、海鮮丼が食べたくなったら築地に行き…。地元宮城にいた頃では考えられないぐらい贅沢な出来事が東京にはありました。

ぼくはYouTubeが大好きなのですが、「YouTuberカフェやYouTuberのイベント・オフ会にすぐ行けるのも東京に住んでる特権だな〜。」としみじみ思っております。

【その3】嫌いだった地元が好きになってくる

嫌いというよりそこまで興味がなかったというのが正しい表現でしょうか。ぼくは宮城に興味がありませんでした。でも東京に来てから「宮城っていい街だったな」って思えたり、「結婚したら宮城で子供を育てたいな」と、地元愛が深くなりました。

東京は東京で好きですが、子供の頃の思い出がある地元は特別ですね。自然豊かな街や、なんだかんだで地元の友達も好きなんだなって、東京に来て7年目ぐらいで再認識しました。笑

そして、上京を経験した友達の半分以上は、就職を地元や地方でしていました。

離れてから気づく地元や田舎の大切さ。これ、実際あると思います!


【宮城→東京】18才で上京した“ぼく”の小話

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

東京は夢を掴む場所。新しい自分と出会える場所。やりたいことを見つける場所。様々なきっかけと直面できる素敵な場所だと思っています。

ちなみにぼくは作曲が好きで、音楽の勉強をするために上京しました。今はPCで出来る仕事を中心に収入を得ながら、楽曲提供の依頼を少しずつ受けています。子供のころになりたかった自分に、近づいている気がします。

全員が全員東京で成功するとは限りませんが、興味があるならぼくは背中を押したいです。

そして、シェアハウスの見学をして欲しいです。笑

シェアハウスに興味があるなら尚更!だって家具とか家電とか揃えちゃうとシェアハウスに引っ越ししにくくなるんですよ。ぼくは先に1人暮らしをしてしまったので、せっかく揃えた洗濯機や冷蔵庫を捨てるのも売るのも勿体無いし。そういった点でいえば、共有できる家具や家電が元々ついているシェアハウスって、メリットでもありデメリットでもありますよね。

 

東京での生活が、あなたにとって良い起点になりますように(・ー・)!

この記事の監修者

株式会社シェアカンパニー
シェアパーク編集部
株式会社シェアカンパニー シェアパーク編集部
「最高の経験をデザインする」というビジョンのもと、都内を中心にシェアハウスの商品企画から、リーシング、管理、ポータルサイトの運営を行い、シェアハウスでの仲間との暮らしを通して得られる経験という「価値」を提供。シェアハウスという暮らし方を広め、人と人との出会いをつなげます。