【木造と鉄骨の違い・メリットデメリット】揺れる?音が響く?寒い暑いのはどっち?

木造住宅と鉄骨住宅。

それぞれのメリットやデメリットって、知っているようで知らないことが多いですよね。

住むならどっちが良いのか。どんな特徴の違いがあるのか。徹底的に調べてみました。

住宅構造の種類は「木造」と「鉄骨」だけじゃない!

住宅物件の構造は、木造・鉄骨(S造)以外にも鉄筋コンクリート(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)があります。

木造 材料が木材なので低コスト。日本最古の木造建築物は築1,300年の法隆寺。
鉄骨(S造) 骨組みに鉄骨を使用。工期が短いため建設コストも低い。家賃も低め。軽量鉄骨と重量鉄骨と種類がある。
鉄筋コンクリート(RC造) 骨組みや壁に鉄筋とコンクリートを使用。強度が高い。
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造) 鉄骨の周りに鉄筋を組みコンクリートを打ち込む。RC造よりも耐久性が高い。

鉄系統の構造は材料が多いほどコストがかかるので、耐久性が高くなるほど家賃も高くなります。

ちなみに、アパートとマンションを区別する定義はないのですが、一般的に木造・軽量鉄骨の2〜3階立てがアパート。重量鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートの建物(階数制限なし)がマンションと言われています。

ここでは賃貸物件やシェアハウスに多い「木造住宅」と「軽量鉄骨造住宅」を主に比較していきます。

木造住宅と鉄骨住宅の違いって何?住みやすいのはどっち?

木造と軽量鉄骨造の特徴を表にまとめてみました。

  木造 軽量鉄骨造
耐震性
耐火性
遮音性
害虫耐性
気密性
コスパ

お家を選ぶのに気になる6項目で比較してみましたが、正直木造と軽量鉄骨造はそこまで大差がないと言えます。

耐震性のチェックポイントは「耐震等級」

まず耐震性についてですが、1981年に建築基準法が改正されました。そのためその年以降に建てられた物件は全て耐震性が優れています。

建築基準法で改正された耐震性は主に3段階に分かれています。

耐震等級1 ●数百年に一度発生するような地震(震度6〜7)で倒壊や崩壊しない
●数十年に一度発生するような地震(震度5前後)で住宅が損傷しない
耐震等級2 ●等級1より1.25倍の耐性がある
耐震等級3 ●等級1より1.5倍の耐性がある

この耐震等級1以上が取れないと家を建てることはできないので、木造や軽量鉄骨造で耐震性を考えるのではなく、耐震等級の数値で判断するのが良いでしょう。

ちなみに2018年以降は耐震等級2・3のお家がほとんどだそうです。

実は耐火性はあまり変わらない

重量鉄骨造・鉄筋コンクリート造などは木造よりも耐火性があるとのデータを見つけましたが、軽量鉄骨ともなるとそこまで変わらないそうです。

鉄は700度を超えると変形する特性があります。戸建の火事は1200度に達するので、軽量鉄骨造の場合家が倒壊してしまうのです。

木造も火に弱いのですが、木材は表面だけが燃えて炭として形が残ることがあります。その場合は家が倒壊しない可能性もあるので、火災時の倒壊率だけで考えると、木造の方が少し優れているかもしれません。

建物の防音は“断熱材”や“窓ガラス”が決め手

木よりも鉄の方が遮音性があるとイメージしがちですが、大事なのは骨組み(木造・鉄骨)なのではなく、断熱材や窓ガラス・外壁材などの壁の気密性になります。

気密性が高い(隙間がない)家より気密性が低い(隙間がある)家のほうが音が漏れるのは想像がつきますよね。

そのため、コンクリートを使う鉄筋コンクリート造などは遮音性が高いと言えますが、木造や軽量鉄骨造にはあまり差がありません。

ただし、木造の方が壁や床の振動が隣接する部屋に伝わりやすい傾向があるため、音漏れのリスクが高いです。

とはいえ軽量鉄骨造が音漏れに強いわけではないので、木造も軽量鉄骨造も騒音は厳禁です。

驚愕!シロアリの被害は木だけではない!

住宅の天敵「害虫」と言えばシロアリですが、実はこのシロアリ、ガラスと陶器以外は全て食べてしまいます。

驚くことに木材の他、鉄骨・コンクリートもなんでも食べてしまうのです。

ただ、腐った木材が大好物なので木造住宅の方がリスクが高いと言えます。

とはいえ木造住宅のシロアリ被害は築年数20年以上からがほぼほぼなので、築年数によっては心配する必要はないかもしれません。

不安になった場合は、管理会社に相談してみることをおすすめします。

気密性は鉄骨造の方が高い

気密性が高いと防音性が高くなったり冷暖房の効きが良かったりとメリットがあります。

しかしその反面、室内に湿気がたまりやすくなったり、結露しやすくなったりとのデメリットもあります。

木造住宅は軽量鉄骨造よりも気密性に劣りますが、言い換えれば「通気性が高い」とも言えます。

木造も軽量鉄骨造もそれぞれに、気密性の違いによるメリットがあるのです。

家賃がお手頃なのは木造に多い!

軽量鉄骨造も十分低コストなのですが、木造はさらにコスパが良いことが多いです。

木造は材料が安く工事期間も短いので、全体的なコストが抑えられ賃料も安く設定されるのです。

デザイナーズ物件はまた話が別ですが、木造と軽量鉄骨造だけで比較すると木造の方がコスパが良いと言えます。

Twitterから生の声を調査!住んで初めて気づいたこととは?

いくらデータを見ていても、体験してみないと分からないことはありますよね。

実際に木造・鉄骨造に住んでみた人の生の声を集めました。

防音・音漏れに関するツイートが多くありましたが、木造や鉄骨造は構造上仕方ない部分もあるそうです。

日本に多い住宅“木造・軽量鉄骨”物件は、ある程度の配慮が必要そうですね。

結論、木造も軽鉄骨造もたいして変わらない

木造と軽鉄骨造の特徴を簡単にまとめると、

木造・・・気密性が低いがコスパ抜群!

軽量鉄骨造・・・木造よりちょっと気密性が高い分賃料も上がること多い

鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートではない限り、一人暮らしもシェアハウスもそこまで違いはないと思います。

気になることは内覧時にしっかり確認してクリアにしておくことをおすすめします!

ちなみに、SHARE PARKでは各物件ページの『more』タブより建物構造の確認ができますので、要チェックです。

大事なのは物件を好きでいられるかどうか。

駅から近いか。清潔感があるか。内装がオシャレか。。などなど。自分が家に求めるものは何かを考え、物件を決めていきましょう。

~シェアの森~その他の記事はコチラ!